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カメムシの生態・特徴
カメムシの生態や特徴を確認しておきます。
カメムシの生態
カメムシはその名の通り、亀の甲羅のような形をした昆虫で、緑以外にも茶色、黒色のカメムシが生息しています。活動時期は春から秋にかけての暖かい時期で、冬を越した成虫が産卵して夏頃に最も多く発生します。秋頃になると冬を越えるために暖かい地域へ集団での移動をおこなうのですが、その際に寒さをしのげる住居へ侵入することがあります。
カメムシの好物は稲・野菜・果物ですが、木の実や草花など汁を吸い取ることができるものはなんでも食します。
カメムシの特徴
カメムシの大きな特徴は、何度洗っても取れないほどの悪臭を放つことです。密閉した容器にカメムシを入れると自分の臭いで死んでしまうほどの強烈な臭いが発生します。その悪臭のひどさから、地域によってはヘコキムシやヘクサムシなどと呼ばれることもあります。カメムシの活動時期は夏なのですが、カメムシの被害を被る人が多くなるのは秋頃になります。理由としては、夏は街灯などに集まってくるためそこまで気になることはありませんが、秋頃になると暖かい場所を探して家屋内や洗濯物に寄ってくることがあるからです。
カメムシの侵入経路や放置した際の弊害
カメムシは暖かさを求めて人の住む場所へ集まってきます。放置をすれば悪臭まみれになってしまい、大きなストレスを感じることになるでしょう。
カメムシの侵入経路
カメムシが集まってくるのは屋外であれば洗濯物が干してあるベランダ、屋内であれば布団などがある寝室です。カメムシは暖かい場所と白色を好むため、日差しで暖かくなったタオルやワイシャツ、暖房の聞いた部屋に敷いてある布団に集まってきます。洗濯物や布団につくカメムシは茶色や黒など地味な色のものが多いため、見た目からも不快感を覚えるはずです。
カメムシを放置した際の弊害
カメムシが衣服や布団に付くと、思わず振り払いたくなりますが、カメムシが異臭を放つ原因は外的刺激によるストレスですので注意が必要です。カメムシはストレスを感じると、警告や危険を仲間に伝える特殊なフェロモンを放ちます。カメムシが放つフェロモンにはトランス-2-ヘキセナールという物質が含まれており、異臭を放つ原因となっています。直接手に触れると炎症を引き起こしますので、すぐに石鹸で洗い流しましょう。
また、フェロモンは油に溶けやすい性質がありますので、衣服などについてしまった場合、界面活性剤が含まれた市販の洗剤を使用すれば臭いを落とすことができます。
カメムシの予防方法
カメムシを予防するには、異臭フェロモンを発生させないよう、刺激を与えずに対処することが大切です。カメムシ専用の不快感を与えない殺虫剤や忌避剤を、窓枠などカメムシが侵入しそうな隙間に吹きかけておきます。さらに、カメムシが侵入しそうな隙間を見つけた場合、隙間を埋めるための専用テープを貼付しておくと、より強力な予防策となります。また、屋外においては日頃から植物の手入れをおこない、カメムシの繁殖を防ぐために除草することを心がけます。
また、カメムシはミントの匂いを嫌う傾向がありますので、庭先にミントを植えておくだけでもカメムシ対策として効果があります。
カメムシ駆除を業者にお願いした方が良い理由
カメムシは暖かい場所を探すために集団で移動する昆虫です。1匹のカメムシを見つけると他にも複数のカメムシが存在している可能性がありますので、できれば早急に専門業者に駆除依頼をするのがおすすめです。上記でご紹介したとおり市販のスプレーを個人購入して駆除することも可能ですが、自分の手で死骸を処理しなければなりません。業者に任せれば、原因調査から薬剤散布、防止対策まで仕上がりも綺麗に処理してくれます。
カメムシ駆除を依頼した際の相場
カメムシ駆除を依頼した際の費用感ですが、1回の作業で20,000円から25,000円が相場となっています。極端な値下げ交渉は難しいですが、少しでも価格を安く済ませたい場合、一括見積など手数料が上乗せされるような方法ではなく、1社ずつ個別に見積りを取るようにすると負担を減らすことができます。
まとめ
カメムシ駆除について解説しました。カメムシは冬場以外は1年中活動している昆虫です。日頃の予防策を心がけつつ、発生した際は被害を大きくさせないよう早急に対処することをおすすめします。カメムシ駆除ならぜひベストティアーズ24へご相談ください。
